第6回労働調査セミナーのご案内
前略
皆様には、ご健勝のことと存じます。
この度、労働調査協議会では、下記の要領で「第6回労働調査セミナー」を開催することになりました。
皆様には、ご多忙の折とは存じますが、何卒ご参加たまわりますようお願い致します。
セミナーの内容(セミナーの内容に多少変更の生じる場合もありますのでご了承下さい)
8月1日(木)
10:25~10:30 「あいさつ -セミナーの概要紹介-」事務局
10:30~12:00 「第Ⅰ講 官庁統計における統計調査論(仮題)」東京大学社会科学研究所助教授 槙田直木氏
労働組合にとって運動推進のための基礎データとして、独自統計とともに官庁統計は重要な位置を占めています。そのデータ作成にたずさわられてきた経験から調査対象がどう設定され、実査が行われ、集計されるのかを、標本調査法の基礎を解説しながら紹介していただきます。講義を通じて官庁統計の有用性や活用上の留意点を学びます。
講師は、1992年に総務庁統計局に入局、2002年より東京大学社会科学研究所へ出向中です。
12:00~2:50 - 昼食・休憩 -
12:50~14:05 「第Ⅱ講 エクセルを使った賃金データの分析」当協議会主幹調査研究員 滝口 哲史
個別賃金による賃上げの取り組みを進めるためには、今まで明確な賃金表のなかった組合でも賃金構造を明らかにする取り組みが不可欠です。そのために、表計算ソフトであるエクセルを使い 、統計解析手法を活用して、賃金データを分析する方法を学びます。
14:05~14:15 休憩
14:15~15:15 「第Ⅲ講 第2回次代のユニオンリーダー調査からみたリーダー像」当協議会主任調査研究員 西村 博史
労調協が実施した「第2回次代のユニオンリーダー調査」の結果を通して、次代の組合活動を担うリーダーの現状と課題について報告します。
15:15~15:30 - ティーブレイク/休憩
15:30~17:00 「第Ⅳ講 日本型ワークシェアリング-緊急避難型から多様就業促進型へ-(仮題)」 学習院大学経済学部教授 脇坂 明氏
昨年から今年にかけ「ワークシェアリング」がクローズアップされています。女性労働、パート労働、ファミリーフレンドリーなどをめぐる実証研究に携わっている講師からは、「日本型ワークシェアリング 」の現状と今後の展望についてデータをまじえながら紹介して頂きます。
講師は、労働経済学が専門で、著書には、『日本型ワークシェアリング』(PHP新書)、『職場類型と女性のキャリア形成』(御茶の水書房)、『会社型女性』(同文館出版)などがあります。
17:10~ 懇親会
開催要領
期 日 2002年8月1日(木)10時25分~17時00分
場 所 全電通会館10階会議室(千代田区神田駿河台3-6)
受講料(1名につき) 会 員 3,000円 非会員 6,000円
(いずれも昼食代・懇親会費用を含みます)
申込方法 7月30日(火)までに電話(03-3453-8071)またはファクス(03-3453-8072)でお申込み下さい。
「参加申し込みフォーム」からも申し込めます。
2002年7月
労働調査協議会